いつだってこわかった

触れてしまったら、全てが見えてしまいそうで

テレパシーみたいにばれてしまいそうで

体温が、気持ちが、鼓動が、

ただでさえいっぱいなのに

触れてしまう、

ただそれだけで

心が壊れてしまいそうだったんだ

全部伝わって欲しかった

でも伝わるのがこわかったんだ

わかってしまう自分がイヤだった

みんな知らないふりをするんだ

気づかないふりをするんだ

ずっと、そうおもってた。違う、わたしだけ

ドキドキして手を合わせてみる

はじめての感触、はじめての感覚

手には体温だけ

耳から伝わってくる、声、感覚、気持ち、鼓動

何も見えてない、安心した。違う

それはそれでこわかった

でも今ならわかる

体温、気持ち、鼓動、幸せ